治療の前のカウンセリングが重要です

医療法人 愛駿会の和光市「シーアイ池田歯科」・板橋区成増「池田歯科」では、患者さんに主体的・積極的に治療に臨んでいただくことが、歯科医療として正しい在り方だと考えています。受け身で治療を受けると、その後のケアでつい自分が主体であることを忘れがちになってしまうからです。また、最善の歯科診療をご提供するためには、患者さんと歯科医師が一緒になって治療に立ち向かう必要があります。そのため当院では、治療についての理解を深めていただくための、患者さんと向き合うカウンセリングの時間を大切に考えています。

当院のカウンセリングについて

歯科医師がお口の様子や検査結果から診断し、治療法を考え、処置に入る、これはこれまでの歯科医療です。しかし、この場合、患者さん自身がご自分の抱えているお口の問題点をきちんと理解しないまま治療を終えてしまうことも多々ありました。これでは、その後の適切なケアもできず、お口の病気が再発してしまうことも避けられないでしょう。

私たちは、より長くお口の健康を維持していただくためには、患者さん自身の予防意識がなくてはならないと考えています。どんなに高い技術を持つ歯科医師が高品質な人工歯を取り付けたとしても、それはメンテナンスなしではありえません。かけがえのない歯を守るためには、患者さん自身が問題と対策を理解し、納得のうえで治療を受ける、もしくは選択し、再発を防ぐ方法を知ることが重要なのです。

当院のカウンセリングでは、重要な治療へとつながる大切な過程として、じっくりお話しするために時間を一人あたり30分は確保しています。

歯科医院での検診がもっとも重要です

学校が定期的に行っている健康診断の一部に「歯科健診」があります。この健診、平成7年から基準が変わっていることをご存知でしょうか?

かつて、子供たちの歯がむし歯だらけだった時代には、厳密に病理学的な審査基準(C0~C4)であるむし歯の進行段階を確定する診断が行われていました。しかし、子供のむし歯が少なくなった現在は、「健康(0)」「要観察(1)」「要治療・要精査(2)」という3段階の大まかな「スクリーニング評価」が行われています。また、平成18年度以降は、歯質を傷付けるおそれがある従来の深針をあまり使わず、主に視診が行われています。学校での歯科健診では医療的な厳密さは求められなくなっているのです。

そのため、学校の歯科健診をかかりつけ医としての活用を進めながら、並行して予防のために歯科医院の検診も受けましょう。

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